常日頃よりウマ娘の育成に勤しんでいる事でしょう。
しかしせっかく育成したウマ娘がチーム競技場でのレースでは負け続けることってありませんか?
今回は育成でチーム競技場で勝てるようになる為のウマ娘の育成方法をわかりやすくご紹介致します。
チーム競技場と育成レースの違い
育成のレースで勝てるほどのウマ娘を作ったのだから競技場でも良い成績を必ず出せるかと言ったらそうではありません。
そもそも育成中のレースは、各ミッションでのレースにはクリア目安の能力値がある程度設定されているので、正直な所その基準に達してさえいれば勝てる様になっています。
しかしチーム競技場ではレース場の環境(上り坂や天候など)や相手の能力低下効果などが顕著に反映されてしまう為、育成中以上にステータスと距離・脚質の能力が重要になります。
チーム競技場のランクが上がると出走キャラの枠が開放されていき、最大各3枠合計15体の編成で出走出来ます。
出走数が上がると貰えるポイントが増え、さらに高いポイントを獲得しやすくなります。
獲得ポイントは着順やレース展開(スキル発動・敵のスキルに掛かった時間)などで変わってきます。
最も重要なのは着順で、3体編成時だと1位2位3位独占などで高いポイントが得られます。
さらに連続で勝利すると連勝ボーナスも付与されます。
チーム競技場で勝つために最低限必要な事
まず重要な事が、育成でのキャラ評価とチーム競技場で勝つためのウマ娘作りは別物と考えておきましょう。
もう一つ言えば、因子継承の為の育成ウマ娘と競技場で勝つためのウマ娘も別のものと考えた方が良いです。
と言うのも、チーム競技場で最も重要なものは偏ったステータスではなくバ場・距離・脚質に合った高い能力に合わせることが大事なのです。
その中でもバ場・距離・脚質の適性値をいかに高く出来るかが非常に重要になってきて、Aは勿論の事、勝ちを増やす為にはS適性を付けることが最も重要になります。
この3種の適性値の中で筆者的にS取得の優先順位が高いのは
- バ場適性
- 距離適性
- 脚質適性
の順だと思っています。
次いでステータスが重要になってきますが、短距離・逃げ以外では大きな偏りのステータスでは上のランクに行くほど勝てなくなってきます。
短距離・逃げであっても相手の能力低下効果に掛かると負ける頻度が上がって来る為、相応の育成が必要になってきます。
距離別に必要なステータス
では勝ち上がって行く為に必要なステータスとはどの様な育成を行うべきなのか?
筆者の現状から大まかな育成方針を距離ごとにご紹介します。
※画像のキャラが必ずしもオススメのキャラだとは限りません。
短距離
逃げ
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
950以上 | 450以上 | 400以上 | 350ぐらい | 700以上 |
●基本的に重要なのはスピードと賢さで次いでスタミナと言う感じ、ただしスタミナやパワーもある程度上げておかないと坂道や掛かりなどでスタミナなどは暴走する恐れがある為、あるに越したことはない。
逃げで賢さが重要なのは敵の能力低下効果の掛かりを抑える効果がある為で、高いほど掛かりにくくなる為です。
先行
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
950以上 | 450以上 | 450以上 | 350ぐらい | 650以上 |
●先行は2列目になりやすくしかも集団にもなりやすい為、ブロック対策が必要になって来る為、パワーやコース取りスキルが必要になります。
他は逃げと大きく変化はありませんが、パワーに当てる分賢さなどから持ってくるなどのやり方が理想的でしょう。
差し・追込
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
950以上 | 450以上 | 600以上 | 300ぐらい | 500以上 |
●短距離での差しと追込に関しては殆ど同程度で考えていいでしょう。(追込適性は現状少ないので)
やはり短距離である以上スピードが優先です。
ただし後ろに行くほどブロック対策が必要になる為、リスク解消の為にパワーやコース取りスキルが必要になります。
その分賢さを抑えて育成して作りましょう。
マイル
逃げ
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
900以上 | 500以上 | 400以上 | 350ぐらい | 700以上 |
●短距離の逃げとさほど変わりませんが、距離がやや伸びる為ややスタミナを多く考えましょう。
それ以外はさほど変化はありません。
先行
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
900以上 | 500以上 | 450以上 | 350ぐらい | 650以上 |
●こちらも短距離よりややスタミナを意識した育成で考えればさほど変化はありません。
差し・追込
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
850以上 | 550以上 | 600以上 | 350ぐらい | 500以上 |
●短距離と同じく、差しと追込に関しては殆ど同程度で考えていいでしょう。(追込適性は現状少ないので)
育成方針も基本的に短距離と変化はありません。
スタミナ・パワーをやや意識していれば順当なレースが可能でしょう。
中距離
逃げ
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
900以上 | 650以上 | 350以上 | 300以上 | 600以上 |
●逃げなのでスピード優先の考えは変更ありませんが、同様にスタミナも重要になってきます。
中距離逃げでの育成方法としてはスピード・スタミナを最優先に強化し次いで賢さを強化していきましょう。
パワーはある程度は気にしなくても良いですが、逃げが多いグループなどでは同様にブロック対策も必要ですので、スピード育成を進めつつ練習レベルを上げて付加効果でパワーも育成していくのが1番良い方法だと言えます。
先行
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
850以上 | 600以上 | 550以上 | 350以上 | 500以上 |
●中距離の先行は現在のウマ娘全体で見ても最も初期値で多くの適性が多い標準的な位置のポジションである為、育成方針を変更していない場合は一番多くのウマ娘と被るポジションと言えます。
その為、ブロックの頻度が極端に高くなると思ってもらった方が良いでしょう。
育成方針としてはスピードを意識しつつスタミナとパワーを次点で上げて行き、賢さも掛かり対策でやや高めておきましょう。
根性も先行辺りからラストスパート用のサブタンク代わりに意識し始めた方が良いかもしれません。
差し
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
750以上 | 600以上 | 650以上 | 350以上 | 500以上 |
●中距離の差しはスピード・パワーを同程度に育成し、スタミナを次いで育成して行きましょう。
先行同様にラストスパート用のサブタンク代わりに意識し始めた方が良いかもしれません。
追込
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
700以上 | 550以上 | 700以上 | 350以上 | 500以上 |
●差しと同じくスピードとパワーを優先に育成しスタミナと賢さを同程度に意識しましょう。
根性も他と比較し重要になって来るので余裕があれば意識しましょう。
長距離
逃げ
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
850以上 | 700以上 | 350以上 | 350以上 | 550以上 |
●逃げの長距離は育成が難しい部類になります。
中距離まではスピード依存である程度チーム競技でも勝負できますが、長距離はブロックや掛かるだけで一気に勝率が変わってしまいます。(中距離にも言えますが)
逃げが得意なキャラは基本的に掛かりに弱くなっている為、逃げ=スピード・賢さ育成が鉄則になるのですが、こと長距離は同様にスタミナも必要になります。
本当はブロック対策も意識した方が良いのですが、長距離での逃げの場合はスピード・スタミナ・賢さをバランス良く育成しましょう。
また根性もある程度育成しておくとラストスパートの伸びに差が出やすいので可能ならここも意識しましょう。
先行
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
800以上 | 700以上 | 500以上 | 300以上 | 500以上 |
●逃げ長距離以上に育成が難しいとも言えるのが先行の長距離です。
ズバリ根性以外はすべて意識した方が良いので、育成方針が非常に難しいポジションでしょう。
ややスピード・スタミナに寄った育成で、次いでパワー・賢さと言った感じでしょうか。
差し
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
750以上 | 700以上 | 600以上 | 300以上 | 450以上 |
●差しの長距離もバランス良く育成は必要ですが、逃げや先行よりはスピードの意識を減らせるためバランス良く育成して行けば問題なく勝負できると思います。
気持ち賢さを意識した方がよいでしょう。
追込
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
700以上 | 700以上 | 700以上 | 300以上 | 350以上 |
●長距離の追込は一番育成が楽であると言えるでしょう。
平均的なステータスを目指せば十分な勝負が可能だからです。
ただし差しにも言える事ですが、ブロックされるだけで一気に順位が変動するのも差しと追込の欠点でもあります。
その為パワー育成はやや重点的に行いましょう。
ダート
逃げ
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
950以上 | 500以上 | 450以上 | 300ぐらい | 600以上 |
●ダートは距離にややバラつきがある為逃げでもスタミナ育成がやや必要になります。
スピードメインに育成しつつスタミナと賢さの育成も意識しましょう。
先行
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
900以上 | 500以上 | 500以上 | 300ぐらい | 600以上 |
●先行も基本的には逃げの育成と同等の考え方にパワーをやや意識した方が良いかもしれません。
差し・追込
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
800以上 | 550以上 | 650以上 | 300ぐらい | 500以上 |
●逃げ・先行よりブロック率が高まる為、パワーを高めに意識すればさほど問題は無いと言えます。
ここで挙げた数値はあくまでチーム競技を意識した育成になります。
不足分をスキルで補うと言う考え方ではなく適性に合わせた育成の強化は上記の数値を確実に目指し、適性に合わせたスキルを覚えさせていく考え方が重要です。
例えば、育成でのようにスタミナを怠り円弧のマエストロで補おうと言う考え方はチーム競技場で勝ち上がる為には間違った考え方で、スタミナ数値を確実に目安の数値に持って行きさらにマエストロも覚えると言うのが理想になります。
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